死神の精度/ 伊坂幸太郎
新年最初の読書、ブックオフの100円コーナーで置いてた伊坂幸太郎を特になにも考えず手に取った。短編集、さらっと読めるのでいいなと。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/02/08
- メディア: 文庫
- 購入: 24人 クリック: 178回
- この商品を含むブログ (489件) を見る
自然死や病気によるもの以外は、死の前に死神が現れて執行を「可」とするか「見送り」とするかを決めるのだという。ターゲットの身近に、ふっと現れて身辺調査して1週間後に結論が出る。ふむ。
短編の個々の話は推理ものやサスペンスぽいのやヤクザの争い見たいのもあり、伊坂幸太郎っぽい楽しい展開。なるほどなー、淡々とした短編集だなと思ってたら最後にきっちりと回収していく。あー、さすがだなー。
特に気にせず見ていた時系列な個々の物語と、「前にこんなターゲットの調査があった」みたいな話をするけど時間は曖昧だったりしてるからな。最後の話はストーリーも良かったな。
期待を裏切らない感じの読後感、なんだかんだと気になって読んじゃうのはさすがだな。
今年もたくさん本を読みます。まあ、無理せずぼちぼち。