Web屋パパの日々の泡

子育て、ウェブ、サッカー、キャンプ、とりあえず身の回りのいろんなことを自分のログとして書き記していくブログです。

ハイキュー!! 20巻

発売日。またずにDLできるのが電子書籍のいいところなのに、なぜか「国内ではこのBookは取り扱いできません」みたいに出てきて落とせず見れないまま。やっと夜中になって落とせた。県予選決勝、第4セット。あー、もうみててドキがむねむねする。

ハイキュー!! 20 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ハイキュー!! 20 (ジャンプコミックスDIGITAL)



とりあえず、表紙の天童でどきっとして、中開らいで出てきたスガさんがかっこよくてびっくりする。スガさん、ベジータみたいな表情しとるねん。20巻になって、どんどんキャラがかっっこよくなってくる。デフォルメも妖怪みたいになってきて、動きが力を持つというのか面白くなってきた。ハイキュー、おもろいですよ。


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何度も言ってるけど、クラブで負けた人やザコキャラ扱いされた人や、部活の中や県大会や、そういうのでダメな人の話が本当に丁寧に描かれている。僕は剣道部でバレーのことはわからんけども、部活の中ではそこそこでレギュラーほぼ確定だったけど、でも府大会に出ると部でベスト8がせいぜい、みたいなところ。インタ杯なんて夢のまた夢、全国から選手集めた私学がしのぎを削ってる、その一角に割り込むことで精一杯な公立高校。

そういうね、けっしてドラマの主役にもヒーローになれない人たちにもちゃんと光が当たってて熱い気持ちになる。


圧倒的な才能を持った新入生にレギュラーを奪われて追いやられていく先輩が、その中でもがいて悩んで、それでも3年生として笑ってチームをまとめていく。スガさんかっこよすぎる。大地さんのような「圧倒的リーダーシップ」みたいなものは憧れもするし従来のヒーロー像に近いんだけど、やっぱり僕はスガさんとか縁下とか山口みたいなヘナチョコの戦いの方が面白い。そして今回はスガさんの話。泣ける。何度か泣いた。


5セットマッチ、全国上位の圧倒的強豪相手に(大阪の剣道部ならPLか清風か近大あたりだったな)手負いで挑む元強豪の烏野。合宿や、それまでの連取や敗戦や、今まで仕込んできた伏線が全部ここで回収されてきてて壮大な物語がどんどん大きく膨らんでいく。たまらん。

あー、いいなー、青春っていいなーと思う。清子さんがスガさんの手を握っちゃうのとかもうドキドキする。なるほどなー、時間が長くて相手の声も聞こえて、駆け引きとか心理戦とかそういうのがあるとちょっとしたことでこんな影響あるもんなんだよなあ。


終わるな、終わるな、と思いながら読み進める。電子書籍はページの感覚が分かりにくくなっちゃうのは難点よね。パツンと途切れることを除けば本に集中できるのはいいけどね。シリーズで買い出すと場所とらないのは一番いいけどさ。貸借りして共有できないのはいやね。一長一短。あー、これであと3ヶ月また待たなきゃいけないのね。寂しいね。