Web屋パパの日々の泡

子育て、ウェブ、サッカー、キャンプ、とりあえず身の回りのいろんなことを自分のログとして書き記していくブログです。

身体を鍛える

ロードバイクに乗っていると、全然自分の力が及ばず坂を登れないみたいな時がある。よくある。何が楽しくてこんなキツイ坂のぼらなあかんねんと思いながら登ってる。肺が悲鳴をあげたり膝や太ももがパンパンになる。やれやれ。

元々身体が頑丈な方ではないし、運動もさほど得意な方ではない。自転車はそれでもペダル回してりゃ前に進むしある程度までは登れる。ある程度までは。

そこから先は、なんだかよくわからない領域だ。身体を鍛え、パフォーマンスを維持して、機材を選ぶ。機材やサプリや食事に金をかけて、早く強くなる。何を目指してんねんみたいな話になるけど、レースに出るつもりもないし誰かに勝ちたいみたいなこともない。ただ、出来なかったことを出来るようになりたいだけで、そういう事にチャレンジしたいんだよなー。


記録を残しながら走ってると、抜いてる時と負荷をかけた時の違いはあるけど、明らかに前より自分の記録が伸びていることを知る時がある。足の筋肉は高校生の時のように少し硬くなってきたし、目に見える変化もある。40を超えて、まだ自分が変われることや進化できるということは大きな喜びで、それが次へ進むモチベーションになる。

虫歯の治療に通い、髪は少しずつ少なくなって体調も昔より回復しにくくなるけれど、それでも自分の身体が緩やかにしに向かうだけでなくてまだ強くなる可能性があるという事の価値はすごい。

体重が落ちて筋肉がつくと身体のラインがすっきりして服を選ぶのも楽しくなるし、色んなところに乗りに行きたいと遠出するのも楽しくなる。子供や家庭のバランスもあるので何でもかんでもとはいかないけれど、時間の配分や家庭の事も大事で、優先順位としては家庭の事のもっと後になる。でもまあ親が健康であることと充実した精神状態であることは大切なはずだと納得しながらチャリに乗るのである。


小中高と剣道を7年くらいやってて、その時の筋肉の蓄積でここまでやってきてたのだけど、改めて身体を鍛えたり、栄養の事を考えたりしてるのはとても楽しい。自転車の楽しさは、買い物行くのと同じようなノリでそのまま遠くまで行けるところにあって、やってることは中学生の頃に「チャリでどこまでいけるか行ってみようぜ」みたいなのとなんら変わらない。校区外のゲーセン、隣の校区の床屋、誰も登れないと噂の激坂。

40超えてもまだ面白いことはいっぱいある。チャリ乗るの楽しいな。