Web屋パパの日々の泡

子育て、ウェブ、サッカー、キャンプ、とりあえず身の回りのいろんなことを自分のログとして書き記していくブログです。

徳島県神山町でキャンプ

徳島県の山の方にある神山というところに行って来た。10年来の付き合いの友人が働いてて、パン屋をやってるので車を走らせ淡路島超えて徳島まで。

四国キャンプは前に高松行った以来2回目。徳島は通過しただけのを除くと学生の時以来だな。


神山とかま屋

友達が働いてるのは、かま屋というパン屋。食堂やってたり食料雑貨をやってたり、地域でどれくらいのポジションなのかは知らないけど外から見ると「町の中心の食堂」というポジション。

もともと大阪のパン屋で働いてて、いろんな経緯があって請われて徳島へ。初めて聞いた時は何事かと思ったけれど、神山はけっこうすごいとこだった。



徳島の地域創生というのでは山越えた南の上勝の方が全国区で、農家のおばちゃんが葉っぱ売ってる「葉っぱビジネス」だったり、かっこいいマイクロブリュワリーがあったりして人のインスタ見てて前から気になってた。で、そこではなくてもう少し離れたところにある。徳島市内から車で1時間、道もややこしくなく適度なワインディングでチャリで走ったら絶対楽しそう。



椎茸やスダチが名産なんだけど、その農産物たっぷり使った地元食材の食べ物が観光の中心にある。子供連れてあちこち見て回るのもしんどいのでそこまで散策もしてないけど、名物はどこも食べ物が中心。観光って難しいよねえ。地元愛強すぎると押し売りになってしまうけど、都市部の人が必要なのはそういうのじゃなかったりするからな。


かま屋は、地元食材でおばんざいみたいなのが並んでて、ランチのお金を払ったら渡されたお皿に好きな料理を好きなように盛り付けるシステム。どれもとても美味しい。器も民芸やクラフトのもので嬉しい


食材の地産率を毎月発表してたり、納入してる農家の名札があったり、地元の人が気軽に寄れるような割引があったり、何をしようとしてるかが明快でわかりやすいっていいなあ。建物のデザインがシンプルで良いのもとても良い。見た感じは洒落た食堂、やってることはとても実直。

デザインの力

かま屋はとにかく綺麗。清潔というのはまあ飲食なら当たり前なんだけど、建物やちらし、出版物を含めてデザインが良いというのが良い。ここ、大きい。

写真やデザインが良いと、あるものがとてもはっきりと伝わるし、食べ物のいい写真はやっぱりどこか衝動的だもんなあ。

地方創生とかに仕事で携わったりしても、大体は「地方の地元愛が強すぎてよそまで届かない」か「代理店がお金かけて綺麗にまとめて誇張され方が強い」かのどちらかになることが多い気がする。JR新大阪の掲示スペースみたいなところになある西日本各地の地域案内ちらし見てると顕著にそのどちらかかあるいは両方になってて、景色がめっちゃ綺麗なんだけどそれだけだったり、地域のいろんなバランス取ろうとするから何が何やらわからなくなったりもする。

神山のクリエイティブはそんなことがなくて、ただただ「うちの飯は旨いぞ」ということが伝わる。そこがストレートなのでとても良い。なるほど、デザインができることってのはたくさんまだまだある気がするなあ。僕自身に出来ることは限られてるけど。

例えばキャンプ場の中にあるブリュワリー、神山ビールプロジェクトもよい。キャンプ場にブリュワリーあるとか、大きめのブロウラー買うの考えちゃうよね。2リットルとか入るようなやつとか

お酒は車で行くと気軽に飲めないけど、キャンプ場併設って本当にやばい。




1つ飲んだけどけっこう好きだった。いいなあ、すごくいい。

コットンフィールドキャンプ場

近隣の宿泊施設と言えばここ。もちろん温泉とかもあるけれど。入場料とサイト料が別なのでそこそこ高価格だったな。トイレは綺麗でサイトも広くて電気水道があって快適だったけど。ゴミは持ち帰り、とほほ。

サイトの種類もいくつかあって、コテージも大小あるからキャンプ初心者でも気軽に使えそうなのもいいね。すぐ近くを川が流れてて、もっと暑い時に行ったら楽しかったかもな。

それにしてもサイトに水道ついてるとかくも快適なものなのかね。たまらないなー。

キャンプ道具は増えてきて、そこそこ快適に過ごせるようになってきたけど設備も充実するとどんどんダメになってくるな。いいんだけど。


夏休み、僕らも仕事あるし宿題チェックしながら帰省したり用事したりしてほとんど遊びに行けなかったのでようやくキャンプ行けたなあという感じ。

トータルでとても楽しかった。まだまだ行けてないところ多いからまた遊びに行きたいな、神山とてもいいところ。