嵐山観光
連休の真ん中、家族で嵐山に行ってきた。ふとしたきっかけで奥さんが一人暮らししてた時の話になって、それが嵐山の観光地の近くだったというところから、どんなとこだったか見てみたいと子供達が言い出したので車で京都に向かう。
元はというと、奥さんの友人が梅小路公園でやってる音楽博覧会見に来ると言うので、外からライブ聴きに行くか水族館に行こうかと言う話だったのだけど、それなら観光して見たいと言うので買い物とか水族館に行くのではなく観光地行ってみるかということになった。
まずは京都に着いて、上鳥羽で高速降りたら「ここが任天堂の本社やで」と言うところで子供のテンションは上がり、河原町で奥さんが諸用を済ませてる間に車でぶらぶらしてたら通りかかった錦市場の人混みに驚き、そしてようやく嵐山に向かうのであった。
太秦天神川あたりから、僕も学生の時に馴染みがあるエリアなので楽しくなってきて、広隆寺、帷子ノ辻、車折神社、と右京区感と難読地名で盛り上がる。ああ、ここここ、ドラッグストアあったなあとかいいながら奥さんも卒業以来の訪問に興奮気味。まあ、街中に来ることはあっても奥まった学生マンションに来ることなんてないからなあ。
そしてようやく見つけたかつての住まいを15年ぶりに訪問。ナイトスクープならピンポン押して中も見たりするんだけど流石にそこまでは行かない。外観見ながらああ懐かしいなんて話をする。ちなみに僕はその頃の奥さんのことはあまり知らないので特に懐かしくもなくなんとなく眺めてる。
右京区住んでたと言っても、西院と嵐山は全く別で、たまに飲んでる勢いで「ビール無くなったし、このまま嵐山行ってみようぜ」とか誰かが言い出して三条通りを西に向かいそれこそ車折神社あたりで心が折れて、なんとか辿り着いた渡月橋あたりで明け方酒盛りするという「京都の大学生」みたいな距離感だった事とか思い出したりするんだよなあ。
住まい探訪を終えて次は観光。適当に空いてる駐車場見つけて、渡月橋見に行ったり、鵜飼の説明したり、揚げ餅や桜餅食べたり、人の多さに驚いたりしながら竹林へ向かう。
途中娘が寄って見たいと言うので天龍寺にも寄ってみる。ほほう、寺なんて行ってみたいのか。だいぶテンション上がってたなあ。お詣りしたり、雲龍画見たり、駐車場に停まってる古いボルボ眺めたりしてダラダラ過ごす。そして、竹林
台風の影響で折れてる竹や流石に折れずに大きくしなってる竹が沢山あって異様な感じだったけど、それでも非日常感があって子供らも興奮気味。ソコソコの距離を文句言いながらもなんとか歩いてた。「観光に来てたのにいつのまにか登山になってるんだよ!」とか言ってたけど。
そして御髪神社におまいり。少なくなって来た髪にいいことがありますようにとお詣り。美容関係の願い事も多かったけど、このへんはなかなか。
結構な距離歩いたけど、子供らもなかなか頑張ったね。
最後は梅小路公園で漏れ聞こえるライブを何曲か聴いて帰る。くるり良いなあ。
車に乗りながら、散策しながら、子供達と会話する内容が少しずつ込み入った感じになって来る。一人暮らしってどんな感じなの?とか、親がどんなバイトしてたとか壊れてしまった渡月橋の欄干の事とか、なぜ京都はこんなに人が多いのかとか。
インバウンドかなり多いけど大阪より圧倒的に欧米系が多い。大阪は関空からの入り口系が多いけど、京都は東京から新幹線で来る人も多いんだなあと実感。出張行っても京都から乗り込む人多いもんなあ。
通りかかったところの思いではの話や仕事でこの辺来たなあとかいうとどんな仕事してるのかとかを聞いて来たりと、11歳の好奇心はどんどん強くなって来てる。面白い。
いつか自分も一人暮らししたいと思ってて、そういうのに憧れてる感じもまた可愛らしい。学生の時に、京都ではっちゃけるような過ごし方してくれたら僕らも嬉しいけどね。お金のことはわからないけどさ。
京都はやっぱり楽しいな。また改めてじっくり行きたい。