Web屋パパの日々の泡

子育て、ウェブ、サッカー、キャンプ、とりあえず身の回りのいろんなことを自分のログとして書き記していくブログです。

天冥の標 1巻/小川一水

最近よく聞いてるポッドキャストで勧められてたので読んでみた。ここ数年は読む本にこだわりはなく面白そうなら手に取ってみることにしてる。

天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ(上)

天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ(上)

とにかく面白かった。なんの前情報もなく読み始め、物語の展開に「え?どういうこと?」となりながら少しずつ食らいついていく。思ってたよりかなり物語は壮大。

完全にファンタジーっぽい話なのかと思ってたらガッチガチのSFで、舞台は西暦2800年の宇宙のどこかというちょっと想像しにくいやつ。昔々宇宙のどこかで。


1巻が上下巻に分かれてて、かなりのボリュームだったけど2日で一気に読み切った。ちょいちょい匂わせはあるけど、いろんなキャラクターが少しずつ絡んでいくけど表層と大きな歴史とが全然違うレイヤーで動いてて、最後に全部まとめてドーンとひっくり返る。うおー、まじかー!ってなる。2冊まとめて読んでると馴染みが出てきたキャラクターを軸にドンドン物語が進んでいくのかと思ったらさらに大きな物語になりそうだ。


その期待を上回って盛り上がる感じがあって、全10巻17冊の壮大な物語がかなり楽しみだ。中古で買って500円だとすると残り15冊で7,500円か、、、映画やサッカーと比べると、楽しめる時間でだいぶお得なんだと思うけど。いやー、これから楽しみ。


他にも中国系SFが面白いという話を聞いたので気になるやつはあれこれ読んでみよう。来年は読書楽しそうだ。