獅子の門 白虎編/ 夢枕獏
勢いで5冊目読了。いやぁ、すごい勢いだった。奥様も1巻目を手にとって読み出してる。最初はかなりもどかしいのだけどかなり盛り上がってきた。登場人物全員のドラマが集約されてくる。
- 作者: 夢枕獏
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/04/21
- メディア: 新書
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
作者自身も後書きに書いているけど、「まだ、新しい闘いの表現はあるのである。「素手の闘い」に文字表現でここまでこだわった物語というと、世界広しといえど、他にはぼく自身の書いている「餓狼伝」と「東天の獅子」という作品があるだけであろう。」とか、言い切っちゃうくらいすごかった。
なるほど、エンターテインメント云々ではなくて、闘いというものの文字表現っていうジャンルなんだな。AKIRAの漫画版クライマックスとかみたいなことなのかなあ。映画ピンポンのぺことドラゴンの試合のところみたいだ。純粋。
いやー、これ続き気になるわー。