退職した
8年半勤めた会社を退職。今44なので定年まで16年あるのだけどこれが最後になればいいなと思っている
退職理由は色々あるけど、特段偉くもなく歴史上の偉人にもなれそうもない子持ちサラリーマンのWebディレクターの転職にそんなにニーズもないのでその辺は適当でいいかなと。
Webの仕事初めて色んな転職理由はあったけど次の会社で4社目。27でWeb業界に転職するまでは結構転々としてたけど、そこから2年半、6年半、8年半と少しずつ長くなっている。飽きっぽい自分にしては頑張ったかなーと思う。居心地も良かったしね。
転職活動で色んなところのカジュアル面談や面接で話をしてて「自分の市場価値が下がっている」ということを強く感じたわけです。名の通った会社で、名の通ったプロジェクトに参加して、「あんな仕事やってたんですね」ということ自体は評価されるけど、もっと高く価値を売れるかというとそうでもなくてなかなかうまくいかないなと思うことも多かった。
会社の中で矢面に立つようにするとか自分で積極的に価値を高めていくための動き方をするとか、そういう当然の手順を踏まなかったというのはそれはそれである。真面目に全力でやってなかったんやんけど言われれば何も返す言葉はないのだけど、会社に求められることと自分のやりたいことと、自分が社内でやらないといけないこと、みたいなそういう「今の会社でやる事」と「業界のスピード」にギャップがある気がしていてそれは社内にある温度感みたいなものかなあと思っていた。
次は、多分今よりももっとハードになる。時間もしかり、責任や、変わっていくことや、のんびりしすぎたここ数年のツケが全部回ってくるくらいに大変だろうなと思う。給料が上がるのはあるけどそこの感動や喜びは持続しないので、あとはどれだけ自分が納得できるかってことに尽きる。
新しいもの好きで、飽きやすくて、新しいものに飛びついていくことが必要なスキルとされる業界にいて、毎年同じことやっててもつまらないものな。それを「個人の成長」と呼ぶと評価シートみたいでつまらんのだけど結局は新しいことに貪欲でいたいし「スタークリエイター」みたいなことより「優秀な裏方」になる方が自分には向いてるなと思う
Webって言ってもこれからもどんどん変化していくのでそれを楽しむ働き方しないとなーと思うので、結局「緩いところでゆっくり過ごしていく」という方法は後数年なら乗り切れるかなと思ったけどまだこれからもしばらくかかりそうなのでやはり「面白い方」に舵を切りたいのだ。
ということで、2022は仕事以外にも新しいこと初めて行きたい。色々進行してきたのでこれからかなり楽しみである。