パシフィックリム/ ギレルモ・デル・トロ
今更みました、パシフィックリム。面白かったなー。キャッキャ言いながら見てた。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2014/07/09
- メディア: Blu-ray
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冒頭10分もしないうちに、設定とか前置きとかややこしい話は全部終わって、時間のほぼ全部をロボットと怪獣のバトルシーンに当ててる。アホである。ストーリーの機微や登場人物に感情移入してこそ映画は自分の物語になって云々、みたいなこと一切関係なくただバトル。思い切ってていい。
いろんな矛盾や無茶はあるけれど力技でねじ伏せて面白い、ってのは細田守の「サマーウォーズ」にも似てるな。「んなことあるかい!」と何度突っ込んだかわからないけど、それでも気にならないくらい突っ走る
巨人に備えて壁を作るし、原子炉でロボットが動くのはガンダム00っぽいし、ロシアのイェーガーはチェルノだしメガネメガネと這いずりまわるし、小ネタ全編に散りばめておっさんが好きなこと全部やりましたみたいな映画。最高やんか。
とにかくすごかったのは実写でやってる質量感のリアルさで、移動するには飛んでいくんじゃなくてヘリで吊り下げていくとか、飛んだり跳ねたり、慣性や重力やそういうのを1つずつ積み上げる感じのリアルさがあるなあと。ガンダムならもっと機敏に動くんだけど、それだとちょっと違うってなるのかも。トランスフォーマーだと、バンブルビーはまだ小ぶりだけど、それでもそこまで機敏には動かんよね、みたいな。
この辺の周りで盛り上がって楽しんでいけるのもポイントね。
『パシフィック・リム』 元ネタガイド - NAVER まとめ
いやあ、楽しかったわ。