Web屋パパの日々の泡

子育て、ウェブ、サッカー、キャンプ、とりあえず身の回りのいろんなことを自分のログとして書き記していくブログです。

年末年始のスポーツ観戦で思うことをつらつらと

高校サッカーで磐田に加入予定の小川くんが2点取って次は優勝候補の青森山田と今日試合。見たいなーと思ったら大阪では地元枠で「神戸広陵vs国学院久我山」を放送。わかるけどなんかスッキリしない。

高校サッカーの放送について

高校野球は春夏の年2回新聞社がスポンサーについて全試合地上波放送。高校バスケはJSPORTSが有料放送ながらも全試合放送で試合時間かぶってるところも何試合かずつやってチャンネル足りないところはオンデマンドでネット放送。


高校ラグビーMBSがやってるんだけど地上波は多分決勝だけだろうけどネット放送で全試合配信、リアルタイムではJSPORTSで全試合放送。地上波の放送局でもやればできるじゃないこういうの。


こうなると日テレがサボってるだけじゃないか。今年の高校サッカーは、4年後に東京オリンピックの主力になる世代なんだから、もっとそういう売り方してくれてもいいと思うよ。サッカーは「放映権持ってて放送しない」がちょくちょくあるよね。サッカーの放映権が立派な収入源なのはよく理解してるけど、そもそも放映しないってどうなの。日テレって、ACLも自局の有料チャンネルでないと見れないとこよね。どうなの。ヴェルディ手放したから憎しみでもあるの?

オンデマンド調べてみたらハイライトしかやってないのね。なんだかな。にしても小川くんすげえな。

今オリンピックもマイナースポーツ(という言い方は良くないだろうけど)も解説なしのネット配信やってるわけだし、そういうのこそネット使って配信すれば良いのにな。完全に怠慢じゃないのかなぁ。


箱根駅伝の放送見てておもうこと

これも同じく日テレだ。自転車好きの友達も似たようなこと呟いてたのでちょっと気になった。

首都圏の道路を半日も封鎖して、長距離のレースを正月の朝から5時間も6時間も流してる。毎年ドラマがあってデッドヒートが生まれ、子供の頃は何が楽しいのかと思ってたけど結構釘付けになる。チームカーがついて回って報道の車も並走する。これ、自転車のロードレースと同じなんよね。人気は雲泥の差あるけれど。

しかし、ツールヴェルタ、ジロ、の自転車の世界最高峰グランツール見てるとどうも釈然としないのだけど各チームのタイム差やラップタイムとかがリアルタイムで表示されない。1人約20kmのデータなんて、これこそサッカーや野球よりはるかに対象ユーザとなる市民ランナー多い競技なんだからちゃんと放送すれば良いのになあと思う。

たかだか20校、全部で200人のレースなんだから、シューズなりタスキなりにチップ埋めて、GPSで位置計測で位置やスピード、ペースを画面に出すこと自体はそんなにややこしいことでもないと思うけどな。ツールとは動いてるお金は違うだろうけどこんなのただでもやらせてくれってところはいくらでもありそうな気がする。

現状の地図表示は誘導バイクの位置がベースなんだけどいや、これタスキの位置でできるでしょう


テレビの画面で出せる情報に限りがあるとしても、データ放送やネット配信で組み合わせて、「テレビで走ってるところ見ながらスマホタブレットで選手データや走行データ見る」ってなんの問題もないと思うんだけどな。「紅白歌合戦見ながらスマホ片手にTwitterのTL眺める」と同じことだもんねえ。


「かつての箱根駅伝ではテレビ中継も入れなくて」みたいなおきまりのやつはいらないから、もっとプラクティカルな情報を流せば良いのにな。スポーツに感動的なドラマを求める人は当然たくさんいるけど、それと同じようにデータ見ながら分析するのも好きな人が相当数いるはず。それはエンターテインメントとしてのスポーツ観戦だけでなく、指導者や選手にとってかなり有益な情報のはずで将来の育成にもつながると思うんだけどな。

Jリーグはトラッキングデータを公開して面白コンテンツのコンテストとかもやってる。これ、大賞取ったのはジョギングアプリでまさに「走行データを見ながら自分のジョグにフィードバックする」てことで、有益だと思うけど、もっとガチガチに戦術や能力を育成にフィードバックさせることは出来るんじゃないかなーと思うのです。


日テレは高校サッカー飼い殺してまで箱根駅伝やってるんだから、もっといろいろやってほしいのにな。正月にかなりの人が自分でも走る上にトップクラスのレース見て気になることもあるだろうしね。スポーツは、裏側の感動秘話以外にも、もっと素直に楽しめる方法はあるような気がするんだけどな。