BLUE GIANT 9巻
いつも楽しみにしてる漫画。漫画で音が出ないジャズ漫画。なのになんでこんなに最高なんだろうなあ。
トリオがどんどん上手くなっていく。そしていつも通りまっすぐでバカな大に震えさせられる。高い熱量で人を惹きつけていくトリオの演奏が心地よい。アニメ化して欲しくないなあ。音が聞こえない方が思いが巡る。
完全アウェイ、大御所にバカにされつつ迎えたジャズフェスのステージがとにかく圧巻。いつものように大と雪祈のソロが観客を沸かす。そして「玉田、ソロやっぺ」とドラム始めたばかりの素人玉田のソロ。
第67話、玉田の初めてのドラムソロから始まり、それに焚き付けられた大御所が素直に非礼を詫び、バンドメンバーが驚くような演奏を始める。1話まるまるセリフなし。スラムダンク山王戦のような息を飲む展開。ああ、たまらん。
メンバーの成長、家族の想い、久しぶりに登場した三輪さん、そして帰ってきた著名ライブハウスの店長。内容がとにかく盛りだくさん、ほぼ全編涙ぐみながら新幹線の中で読んでたおっさんがこちらです。
さて、もう一度読み直します。