息子のボーイスカウトキャンプに付き添いで行ってきた

先月から始めた息子のボーイスカウト。小学1年生はビーバー隊で、基本的には預けて終わりじゃなくて保護者も一緒に参加して遊んだりするというものだけど、早速夏のキャンプがあったので家族みんなで出かけてきた。楽しかったなあ。

奈良県の曽爾国立青少年自然の家で、いつも行ってるようなキャンプとは違うけど「息子主体で自分のことは自分でやる」みたいのは初めてなので、あまりガチすぎないくらいでよかったかもしれない。

小学生のカブやビーバーは野営や火を使っての料理も制限があったり限定的で、その辺はけっこうしっかりとプログラムがあるんだなあと思ったけど、何でもかんでもやらせるというよりは、「外で遊ぶの楽しいね」とか「スカウトの規律」とか「自分のことは自分でやろう」みたいな、そういう手元にある大切なことから少しずつ責任を持たせていく感じは良いなと思う。

米を炊くのもちゃんと薪から。

カレーライスを作るのも薪からちゃんと火を起こすんだけど、いつものキャンプならスターターで火を起こしながらテント張ったりするけれど、その「ちゃんとやること」が目的だったりするからこれはこれで不便とかいうことでもなく楽しい。隊長さんとかとそういう話をして打ち解けていく。

子供達はのびのびと遊んでるし、保護者の距離感も良かったな。年上のお兄ちゃんたちも優しくて、山登りで少し遅れたりしたら気を使ってくれたり応援してくれたり。夜親同士で話をしてるとそういうのは脈々と続いているらしい。同級生同士の助け合う感じとか、上の学年が教えてあげる感じとか。そういうの、息子にはちょうどいいな。

夜は天体観測。雲は結構多かったけど、それでも大阪で見るよりはよっぽど星も多かった。

雲は出てるけどさすがに星は綺麗。木星や夏の大三角もあるけどやっぱりこれかなあ。 #youはショック #死兆星

ハイキング、川遊び、スイカ割り、正座観測、キャンプファイヤー、飯盒炊爨。夏休みに入る前に夏休みっぽいこと全部やった感じがあるけれど、子育てのことや家族のキャンプのこと、いろいろ考えさせられることもあって充実した週末でした。息子だけじゃなくて付き添いの娘も同級生の女の子が一緒だったのもあってとても楽しかった様子。子育てに身内でも親しい友人でもない少し距離のある第三者の目が入ると新しく気づかされることもたくさんある。こういう機会はいいものだな。

息子、少したくましくなったような気がする。これからも楽しみだ。