小5の娘のITスキル
最近の娘さんは、絵を描くのが好きみたいでスケッチブック買ってきて描いたり、教則本みたいなのを見ながら多色のペンであれこれ描いたりしてるけどもっぱらお気に入りはiPad miniに入れたイラストアプリ。スタイラス使いこなしながら暇さえあれば絵を描いてる。
ちなみにiPad miniは待ち受け画面がコロコロ変えられてる。(画像は拾ったやつだけど)
iPad、3DS、他のデジタルツールのあれこれ自体を制限するつもりはあんまりなくて、今10歳の子が10年後に社会に出てる頃に求められるものは僕の想像もつかない事になってるだろうと思うし、何十年後かにやってくるシンギュラリティの時代を生き抜く彼女らにとってのツールは今の僕の感覚とは違うだろうなと思ってる。
一歳になる頃にiPhoneが世に出て、日常的なおもちゃとして触れて来た彼女にとっては壁紙を変えるとか絵を描いたりするのは特別なことでもなくて、僕が見つけた面白そうなアプリを入れておくとだいたい上手に使いこなしてる。
イラスト描くのもやり直しや拡大縮小がやりやすいというとても現実的な理由でiPad miniがいいらしい。
とは言えiPad miniは画面も小さくて絵を描くのには向いてないし、本人が見てるYouTubeや絵師の人のブログとか見てて描きやすいスタイラスや大きいiPadが欲しいというのはあるみたい。まあ、習い事もしてないし他の学習ツールとしても有るといいなと思うけど、とりあえずのお金や使い方、自制してつかえるかみたいな事は気になる。
そんな話を本人に聞いてみると、「iPadより、絵を描くためのペンタブレットっていうのがあって(知ってる)、それをパソコンにつないだ方がちゃんと描けるみたいやねんな。だから自分用iPadよりパソコン欲しいな」なんて事を言い出した。なにその調査力。「でな、絵を描くアプリもいろいろあるけど、プロの人も使ってるのがクリスタってアプリやねん。あ、クリスタはクリップスタジオって言うねんけどな(ry」とガンガン話し出す。なんだよ、めちゃくちゃ調べてるやんか。
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会話の端々から感じるけど、娘の検索スキルはなかなかのもので、こないだ話してても「クラスの男子は知りたい事を文章で入れるけど、単語で入れた方がわかりやすいのにな」とのたまい、検索結果は常に複数確認してフラットに意見を眺めるなんて事もしてるらしい。なんだそれ。
そういう状況なのでこちらも話が早い。例えばiPad Proと新しいiPadの違いやApple Pencilの話をするともともと知ってたようで「そうやねん、Apple PencilがいいらしいねんけどうちのiPad miniでは使われへんから」とか言っちゃうし、そうなると「道具を与えてみたらどうなるんだろう」というのはとても気になる。
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サッカー教室で道具一式揃えるとか、僕も剣道やってたけど防具一式の購入費用を考えるとiPad自体はそこまでの投資じゃない。使い方やネットの怖さ、後はまだよくわからない弟の「お姉ちゃんばっかりいいなあ」みたいな対応を考えれば、まあなくはないかなあと思ったりする。タイピングもiPad使いすぎてスマホのフリック入力よりQWERTYキーボードの方が得意らしいし、さて、どうしたものかと悩ましい。
iPadって特性的にiPhoneより子供には向いてて、電話持ちたいと言われてても出かける時とかに僕の古いiPhoneを便宜的に連絡手段として持たせるけれど、外でネットに繋がない前提でiPad持たせる方がまだ現実的。歩きながら使ったりしにくいし。
だから新しいiPadのCMで、子供が学習ツールとしてiPad使ってるのは今の僕にとても響いている。
5年生、将来のことや自分の夢や、お金を稼ぐという事をぼんやりと考え出している年頃で、彼女のその成長を僕らはどんな風にサポートしてあげられるだろうかと考えている。もちろん新しい道具を与えることだけではなくて、考え方や行動や、そういうのを指し示すのではなく本人の気分に寄り添って支えるようにしてあげたいなと思うけど。さて、どうしたものか。