ハイキュー!! 23巻
漫画の発売日を通知してくれるiPhoneのアプリを使ってるんだけどこれがなかなか便利である。本にこだわりがないタイプなので、通知受けてそのままダウンロードできるって素晴らしい。本で買うか電子で買うかはただのタイミングだけなんだけど、その話はまた別の時にでも。
ということで、音駒の東京都予選がようやく終わる。
- 作者: 古舘春一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/10/04
- メディア: コミック
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前の巻から続いてる東京予選。楽しいんだけどこのモヤモヤはジャイキリで日本代表の試合やってる時に似てる。面白いんだけどそっちじゃないって感じ。
でも結局、ライバルや対戦相手のストーリーをどれだけ丁寧に描いてそこにも感情移入させるかってことが物語を濃くして行くキモなんだろうなと今は思う。深みが出てくる。
結構早い段階から「猫とカラスのゴミ捨て場の決戦」の話が出て来て、ライバルは共にしのぎを削る仲間になって、そしてようやく全国の舞台に立つことになるというその紆余曲折感とかね。ハイキュー!!の面白さは、この他校の話やライバルの苦悩をとことん丁寧に描いてるところだよなあと思う。そこはスラムダンクと大きく違う。「そして、全国から強豪が集まった!」といきなりならないところ。もちろん単純に比較できるもんでもないけど。
とにかくこれで音駒の選手にも少し思い入れができるし、それが全国で(多分3回戦とかあたりで?)当たった時には読んでる方もアガるし、あいつのアタックをあいつが!なんて個々の選手に気持ちも入る。
バレーやってたわけじゃないから細かくはわからんけど、やっぱりちゃんとバレー漫画なのがすごいなといつも思う。H2は野球もだけど恋愛要素強めだし、弱虫ペダルは競技のわかりにくさ故にデフォルメされてる部分もあるし(先頭で2つ別のトレイン組んだりしない)、キャプテン翼はファンタジー強すぎる。アニメもかなりクオリティ高いからキッチリバレーしてるもんなぁ。多分、点数とかラリーとかがサッカーや野球ほど重たくないからなのかなと思ったりもするけど。
県予選だけを描いておわったピンポンもあったな。県に絶対王者がいる上に、それより幼馴染のドラマが真ん中にあったから全国は別にいらなかったわけだけど。とにかく、次からは全国。いやあ、楽しみだなあ。