Web屋パパの日々の泡

子育て、ウェブ、サッカー、キャンプ、とりあえず身の回りのいろんなことを自分のログとして書き記していくブログです。

天皇杯、セレッソ初優勝!

いやあ、勝ちましたね。なんてルヴァン杯と同じ書き出しにしてみたけど2017シーズン二冠達成素晴らしいなあ。

正月早々家の事全部ほっぽり出して埼玉まで日帰りで行って来ました。ルヴァン杯の時に居ても立っても居られなくなり、天皇杯こそはなんとか見に行きたいと思って。いやー、現地観戦最高でした。

天皇杯を取ること

Jリーグのクラブにしてみると、大会規模自体はそこまで大きくなくてJ1+J2に、都道府県代表も入るけどシードされてるからある程度絞られたところからの試合になるんだけど、サッカーの天皇杯のすごいなあと思うのは「都道府県予選」そのものの存在だよなあと思うわけです。

大阪府の予選の要項を見てみるとこう書いてある。

  • J F L 代 表:1チーム
  • 関 西 サ ッ カ ー リ ー グ 代 表:2チーム(Div.1・Div.2それぞれ1チーム)
  • 大阪府社会人サッカー連盟代表:1チーム
  • 関 西 学 生 サ ッ カ ー 連 盟 代 表:2チーム

この、JFLと学生がしのぎを削ると言うのが面白いところだけど、例えば「大阪府社会人サッカー連盟」がどうなってるかというと、既に「平成29年度大阪府社会人サッカー選手権大会試合要項」なるものが出ていて、この社会人大会に優勝すると30年度の大阪府予選に出られるのだと。僕が友達と草サッカーチームを組んで、社会人連盟に加盟すると天皇杯に参加することができるようになるということ。

実際に前に会社にいた先輩は兵庫予選に参加してて、勝てはしないけれど「俺の天皇杯終わったわー」みたいに言ってた。つまり、地元の草サッカーチームが「勝ちさえすれば」大阪府代表として天皇杯に出ることができるし、どんどん勝ち進んで優勝すればACL に出られるし、そのまま行けばレアル・マドリードと対戦することもできる。


この、裾野の広さと頂きの高さはすごいなと思うし、他の国がどんなレギュレーションでやってるかは知らないけれど、「日本中の全部のサッカークラブの中で一番強いところを決める大会」が天皇杯なのでこれはもうルヴァン杯よりももっとすごいことだなあと思うわけです。

一人で朝から埼玉へ

朝食もそこそこに、新幹線に乗って一路東へ。新大阪では結構な数のセレッソサポがいて少しずつテンション上がる。新年早々の富士山はとても綺麗。

東京で京浜東北線に乗り換えると横浜サポも増えてきて気持ちも上がる。普段長居に行くときは近過ぎてこんなことないんだけど、スタジアムに近づくにつれてユニフォームの人が増えて行くのはテンション上がるな。



席はゴール裏と迷ったけど、せっかくなら少し良いところで(500円しか変わらないけど)見れる方がいいかなとメインスタンド確保して観戦。立って見てるのしんどいしね。

コレオの見える位置、綺麗だったなあ。


去年は子供も付き合ってくれなくなって来たので一人観戦も慣れたもの。水筒に入れた焼酎前割をちびちび飲みながら試合観戦。

不安は多い試合展開

怪我が多くてスタメンは流動的だったり復帰したばかりだったりしつつ、杉本以外はほぼベストメンバー。前半早々に先制され、試合自体はマリノス優勢な感じながらも、後半からどんどん良くなってくる。


今シーズンのセレッソは強いと言うよりも安心感があって、ピンチでもなんとかこらえて切り抜けて行くような試合が多くてそれが良かった。パスはミスが多いし「今日は良くない日のやつだなあ」と思う選手も多いし、ビハインドで押されながらこれ大丈夫かよと思っていたけどそこまでハラハラはしない。

守備はしっかりしてて、攻撃はアイデア勝負なんだけど前線の柿谷と清武のところでボール取られやすくて、さすがは横浜だなあと思いながら見てる。




一進一退、延長までもつれてリードしたら山村がディフェンスに下がるいつものパターンでなんとか守り切って優勝。いやあ、いい試合を観れた。現地観戦最高だなあ。

サッカー見に遠征するなんて思いもしなかった

結婚した当初は、ライブ見に遠くまで行くことはよくあったな。フェスやライブがあれば交通費含めてお金貯めて車に乗って行ってたけれど、サッカーについては関西圏だけがメインだった

アウェイ観戦も楽しそうだし、旅行ついでにグルメとか綺麗なスタジアムとか観に行くのも楽しい。スタジアムは全部が少しずつ違うので特に専用スタジアムはいろんなところのに行ってみたいなあと思う。


そこまでサッカーハマってるのも驚きだし、地元のクラブとはいえセレッソの応援にハマってるのも意外。結局は、「地元の祭り」がないからこその代替行為みたいなもんかなと思います。祭りは地元愛の象徴だけど、マンション住まいはそこから排除されるし、そもそも地縁のきついのは苦手なのでそうじゃない地域を選んでるのもある。


それでも地元のクラブやイベントみたいのはきになるから、ちょうどその間のバランスのいいところにサッカーはあるんだろうな。

昔は近鉄ファンだったけどドームに移転したら遠いなと思ったし、オリックスになるとやっぱりそこまで思い入れがある訳じゃない。


「好きなものを応援する」みたいなのは地域や祭りや自治会に参加してるような感覚に近いなあ。

2018シーズンの始まり

天皇杯に優勝して、ACL も2月から始まる。賞金もたっぷり取って、選手の入れ替えもたくさんあるだろう。好きだった選手がいなくなってしまったり、新しい血が入ってきたりする。U23のチームがあるから若い選手をそこそこまとめてとるようになったけどある程度のところでセレクションがあって残る選手と離れる選手が出てくる。

寂しいことではあるけれど、いよいよビッグクラブに向かって行くんだなと言う感覚もあって、規模が大きくなることが寂しいみたいなことよりも、J2に落ちてきつい思いするのはもう嫌だなあと思うので、これからどんどん強くなって来たら嬉しい。


かつてクラブワールドカップの時にリーベルプレートが道頓堀をジャックしてたような、ああいう街の人がわっと盛り上がるクラブになればいいなあ。まあ、ガンバの方が人気はあるだろうし、積み重ねた歴史を超えて行く事はまだまだ時間がかかりそうだけど。

今月には今年の日程が一通り出るはずなので、それを元に旅行やキャンプの予定を決めて行くことになりそうだ。今年はジュビロの試合も色々見に行きたい。夫婦で応援するチームは違うので、ヤイヤイ言いながらサッカー見るのは楽しいもんです。とりあえずは開幕戦が奥さんの誕生日になりそうなので揉めないように予定立てたいもんですw