Web屋パパの日々の泡

子育て、ウェブ、サッカー、キャンプ、とりあえず身の回りのいろんなことを自分のログとして書き記していくブログです。

月曜日の地震のこと

月曜日、大阪で大きな地震があった。観測史上最大とか南海トラフとかいろんなニュースがあるけれど、地震はいつもそこにあって地面の下で出番を待っている。2日経ったけどまだ何も終わっていない。亡くなられた方のご冥福をお祈りします


自分のこと、家族のこと

7:58、子供達を学校に送り出し、自分の準備をすべく朝食終わって一息ついた頃にガタガタと大きな揺れが来た。揺れの後に緊急速報。速報の内容は見てなくて「知っとるわ!」ってなりながらテレビをつけたりTwitterで緊急情報を確認。東日本の時もこんな感じだったなと思ったらなんと震源地は大阪。マジかよ。

揺れは収まって、特に大きな被害もなく、会社から安否確認のメールが届いたりしたけどとりあえずうちはなんともなかった(写真立てが1つパタンと倒れただけ)ので向かった方がいいかなと家を出た。

実際その程度のもので南大阪はほぼ被害らしい被害はなかったんじゃないかな。駅まで行くと明らかに駅前が人が沢山たむろしてて怪しい感じだったのだけど、地下鉄が止まってて再開の見込みもなく、ただ再開を待って駅前に人が留まっていた。これ、しばらくどうもならんなと思って上司に連絡入れてから家に引き返す。電話もネットも繋がる。御堂筋線は北まで繋がってるからその影響かなあと思うくらい。


この、狭い大阪ですら南北の被害や意識の格差はずっとあって、友人や同僚に話を聞くと吹田や高槻の人は「大変だよ」っていうんだけど南の方は仕事の電話で「大丈夫ですか?」って言われても「いやー、電車止まって公休になったくらいですねー」みたいなレベルで済んでいる。東日本や熊本のような大きな被害はなく、宅急便が遅れたりはするけれど特に日常生活には支障がないくらいだった。

結局月曜日は仕事休みで自宅待機してメール見たり家でできる作業しながら、風呂に水を溜めたり家中の水筒に水を入れたり、ガスボンベ買い足したりとできる事をいくつかしておいた。そうだ、緊急避難道具もいるなあなんて思いながら。

2日経って、幸い大きな第2波もなく、まだしばらくは気を緩めずに過ごさなきゃと思ってるけど、僕の家族は平穏に今の所過ごしてます。

子供達の反応

登校途中だった子供達は案外気がつかないくらいだったようで、学校で集会があったり先生に話を聞かされたいりして「緊急事態らしいぞ」と言うことはわかっているけど実感は弱い感じだった。なくなった小学生がいた話も聞いていて、かと言って被災者のメンタルケアも必要というような状況でもなくそこは今の所一安心。

晩御飯を食べながら、今はこういう状況で、しばらくは何があるかわからないからこういう対策をするよと話をする。少し酷かなとも思ったけどキッチリ理解していたし、留守中の避難のことや家の中の安全な場所、何をしなきゃいけないかみたいな事を話した。小学生はすごいなあ。幼稚園だと恐怖と衝動で動いたりするだろうし、娘は3歳の時に東日本の震災があってしばらくはいろいろ怯えていたものな。テレビをつけても楽しい番組は少なかったからな。

家の中で一番安全な大人のベッドの上で子供と奥さんが寝るようにしてるけど、大きなベッドに子供2人が寝てるのを見るとベビーベッドやもっと小さい頃に布団で寝かしていた頃のような比率で見えてたまらなく可愛いなあと思ったりする。

子供達のために出来ることはやらなきゃなあなんて思ったりしてね。

これからの暮らしや備え

まずは来るかもしれない第二波に備えること。必要なものを用意したり、買い揃えるべきものも用意する。幸いキャンプ用品がそこそこあるから、緊急時に必要なものはいくつかあったりする。ガスバーナー、携帯用のボトル、ナイフ、調理用品、寝袋、エマージェンシーシート。

同僚が「お父さんが避難袋出して来たら1人分しかなくて家族全員でどうすればいいのよ!って揉めました」なんて笑い話を言ってたけど、これは結構シビアな話で4人分の水と食料、困らない程度の避難道具と考えると少し身の回りを整理してまとめとかなきゃいけない。食べ物はまあなんとかなるかな。でもまあ、必要なものを余分にプールしておくようにしないといけないな。


とりあえず1週間は緊急体制にしておいて、そこからは使ってないリュックに荷物を入れておくとかなにがしかの対策をちゃんと考えておくようにしなきゃな。息子のボーイスカウトのカバンにも書いてある。「そなえよつねに」と。Be Prepaired.

地震で亡くなった子供や本好きと評判で本棚の下敷きになった人たちから、生き残っている僕らは教訓を生かしていかなきゃいけないはずで、本棚の読まない本を整理するとか子供と会話してサバイバルできる術を(そんなもんあるのか?)伝えるとか、生きてく上で大切にすべきこととか会いたい人には会える時に会いに行こうとか、そういう事を改めて考えるきっかけにはなったので、身の回りを整理して行くようにしたいと思う。


備えよ常に。