Web屋パパの日々の泡

子育て、ウェブ、サッカー、キャンプ、とりあえず身の回りのいろんなことを自分のログとして書き記していくブログです。

春の家族旅行2018 名古屋

週末に名古屋まで行ってきた。軽のハスラーから1500のスパイクに買い替えて初めてのロングドライブ。いろいろあったけどなかなか楽しかった。

スパイクで片道200kmのドライブ

中古で購入して6ヶ月目にして初めての遠出。奈良くらいまではちょくちょくあったけど片道200kmは初めてだったのでどんなもんだろうと不安と期待と。そもそも新車で購入して3年半で軽から買い替えたのも、外出する時に子供が後部座席で手狭になってきたというのが一番の理由で、「車がしんどいから家族で出かけるのは嫌だ」というのは道具の選び方としてはちょっと問題。

もちろん安い買物ではないけれど、生活の道具が不便になってきたら、可能な範囲で改善は図る方がよいし、乗り心地、広さ、快適性、いろんな要因はあるけど「家族で出かけること」ではなくて「車で出かけること」が嫌になるのはきつい。どうせ家族4人で出かけられるのもあと数年だという気もするし。



前日に食べ物買い込んで、ガソリンも満タンにして、朝7時半くらいに堺を出発して、目的地の愛知県豊田市まで名阪国道伊勢湾岸道を通って3時間。ちょっと拍子抜けするくらい早く着いてしまった。奥さんの実家、磐田まで帰るならプラス1時間くらいだと思うけど、さすがに盆と正月ならそれにさらに1時間はプラスして合計5時間か。ううむ、なかなかいろいろしんどいかなあと思ったりして。


子供たちはゲームしたりおしゃべりしたり、スパイクの後部座席はそこまで自由が利く訳でもないけど、それでも軽で座ってるのに比べるとかなり快適だったようで一安心。僕も運転はクルーズコントロールついててスピードだけとはいえかなり脚まわり楽だった。スバルのアイサイトみたいのがあればもちろんいいんだけどそれは次のタイミングまで待たないとねえ。


磐田まで280km、盆と正月の込んでる時期に車で帰るかはちょっと検討だなあ。その様子を見るのも今回のドライブの目的だったのでそれはよかった。


Jリーグ 名古屋 vs 磐田を観にトヨタスタジアム

今回の旅の目的その1、ジュビロの試合を見に行く。いよいよ今年もサッカーの季節がやってきて、日程発表されてから楽しみにしてたけど、奥さんの好きなジュビロは帰省予定のタイミングでは地元で試合がなくて、関西でやるのは大阪2チームは両方とも平日。長居でやるのは金曜夜でまだ行けるかもしれないけれど吹田のスタジアムでやるやつは堺から見に行くのは難しそう。神戸で観れるのはお盆時期でこれも帰省のタイミング次第で観れるか怪しい。

だったらまだ行けそうなところはと探したらそこまで遠くない名古屋で試合があったのでトヨタスタジアムは一度行ったことがあるけどサッカー観るのに良いスタジアムだし行ってみようということになった。



昨年6位で今年の注目度が高い磐田と、J2から上がってきたばかりだけど補強がすごい名古屋。過去の戦績は完全に五分というけっこう面白そうなカード。


結果としては名古屋 1-0 磐田で破れてしまい悔しさの残る試合ではあったけれど、苦労はありつつ今年も楽しめそうだと思う良い試合だった。

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名古屋、とても強い。ブラジル人トリオがとても良いし、日本人の選手も若返っていて面白そうだ。磐田は新加入の田口とギレルメがどんな感じでフィットして行くかが楽しみだ。自分のチームではないのでとてもさらっと書いているけれど、今年は若手がどれくらい出てくるかを楽しみに見守りたいなあと思う。


名古屋市内でご飯と宿泊

38,000人の来場者からの渋滞を抜けて名古屋に戻る。トヨタスタジアムって良いスタジアムなのに地元で評判悪いなあと思っていたけど、「試合終わってから高速のって市内まで1時間弱」ってなると大阪なら熊取とか泉佐野とかあたりのことになるので、そりゃ不便だよなあと実感。長居は本当にアクセス良いからなあ。

高速道路の名古屋感を体感しつつ、駅近くのゲストハウスにチェックイン。個室貸し切りで子供らも「こんな感じのところ来たことない」と楽しかった様子。まあ、普段旅行で行くようなところの1/3くらいの予算だからねw それから名古屋在住の奥さんの友達と「世界の山ちゃん」で手羽先や名古屋飯を堪能。まあ、大阪にもあるんだけどね。台湾風、味噌、どて、みたいな名古屋バリバリのは子供らが無理そうなので比較的幅広くありそうなチェーンの方がいいかなと思って行ったけどそれでも充分味は濃いしいろいろ楽しめた。


味の好みって面白いなあ。飲んで笑って、子供らも楽しんでたようで一日目は終わって行く。


2日目、名古屋港水族館

1日サッカーに付き合ってもらう替わりに、2日目は子供らの好きな水族館へ向かう。といっても水族館は家族全員好きなので遠くに旅行に行く時にはほぼ確実に組み込まれる人気メニュー。まあどこの家でもそういうところは多いかな。


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マツコのテレビでここの水槽の水塊がすごいというのをやっていて、その時は「じゃあいつかいってみよう」位の感じだったのだけど、いざ行ってみるととにかく色んなところのクオリティが高く、終始圧倒されてしまう。

途中退出して再入場も出来るというのもすごいけど、一度外に出て昼食挟んで全員で5時間も水族館を堪能してしまった。いや、本当に楽しかった。



入場して最初に待ってる水槽でいきなりイルカとシャチが泳いでいたり、イルカショーやってるプールの地下を眺めることができたり、そして35,000匹いるというマイワシの魚群がエサを求めてグリグリと動くのまで。エンターテインメントとしてトップクラスの見せ物もすごいのだけど、他の細かい展示もすごくて、他の水族館では言及してないようなこともいろいろと展示してある。「え、そうなの?」みたいなやつが次々に出てきて驚きっぱなし。


この、ナンキョクオキアミが「海中の生物で最もバイオマスが大きい」という衝撃。何匹おるんや、、、、地球という星の大半はナンキョクオキアミでできていて人間はその影響の及ばない地表で辛うじて行きてるだけなのかな。


展示を見ながら「これは自分のベスト水族館更新したなー」と奥さんに言うと「わたしもそれ、いつ言おうかと思ってた」というので意見が合ってよかった。子供らはそこまで意識してないとしても、展示観ながらとても興奮してたし、ひとつひとつに脚を止めて見入ってたから同じようなことなんだろうなと思う。



順路の構成や、展示の内容、見せ方、「実はこれってこうなんです」みたいな情報量の多さ、適度な広さ。全体的にとてもクオリティ、満足度が高い。「ベスト水族館」は海遊館能登島水族館だったんだけど、それぞれに良さはあるけど、観てて楽しいとか興奮するとかは名古屋港が一番だったな。しばらく語り合える。



我が家で家族全員の共通の楽しみは、キャンプ、水族館、宇宙(プラネタリウムとか)、恐竜、ボルダリング、あたりが今のところあって、誰かの用事に付き合わされるみたいなこともなくそこについてはみんなで一緒に楽しめる。ものは何でもよくて、家族で一緒にひとつのところに行って、それぞれに楽しめるってのは良いことだなあと思う。サッカーは子供はそれほどでもないし、僕と奥さんも応援してるチームが違うから一緒になって楽しむってモノでもない。でも水族館は皆で同じように水槽に向かって写真を撮ったり(今回子供らにカメラ渡したら端から撮りまくってた)何が面白かったかを興奮気味に話し合ったりする。子供の視点は僕のそれとは当然違うから聞いてても面白い。


その流れでいくなら「キャンプに行って天体観測して、翌日に水族館行って温泉入って帰ってくる」とかが多分我が家にとっての「最高の週末」なんだろうな。僕はそこに自転車が入れば文句なしだけど、それはたまにひとりで行けば良いのであってみんなで出来ることはみんなでやりたい。その上で、「こんな面白いこともあるんだぜ」とか言って子供たちの知らないところに連れて行ったりするのも親の役目なんだろうなと思ったりする。



家族旅行のポイントは詰め込みすぎないことという結論に至ってて、予定は1日ひとつだけ、身体を使って楽しめるところ、というのが今はちょうど良い。あそこに行ったらあれもこれもとなるけれど、自分だけならまだしも子供が一緒だとやっぱり大変。美術館も絵画や写真だけじゃなくて、インスタレーションや体験型のやつがある方がおもしろがって観てくれるからな。直島とかはやっぱり子供と行っても楽しい。




ということで、そんなにあれこれ詰め込まずにどーんと行ってきたけど満足度はとても楽しかった。名古屋、良い距離感なのでまたいろいろ行きたいな。