Web屋パパの日々の泡

子育て、ウェブ、サッカー、キャンプ、とりあえず身の回りのいろんなことを自分のログとして書き記していくブログです。

選挙のたびにうんざりすること

今日は参議院選挙。投票行ってきて開票前。またいろいろ面倒だなあといつも思う。

自分自身は、リベラルな方だと勝手に思ってるけど、政治信条とか支持政党とかそういうのはいつもぼんやりしてる。政治に関心がないわけでもないし、選挙には毎回きちんといくけれど。

SNSが日常的なメディアになって、いろんな情報やメッセージが簡単に発信できるようになると「もうそれはいいよ」ってなることもあって、ニュースや芸能や感動の押し売りみたいなのも含めて自分の見たいもんは自分で選ばないとなあと思う。


選挙については言われなくてもいくもんだと思ってるし周りの友人も投票率は高いと思うけど、結局行かない人はほとんど行かないし、クラスタが分断されてりゃ「古い音楽好きなおっさんのTL」から「選挙に行かない若い男女」に選挙に行こうって投げかけても届くわけない。


そんなもん、あれだけ電車で毎日流れてても、満員電車でリュックを背負ったまま通路を防ぐあらゆる世代の人や、エスカレーターは歩かないと言われてもどんどん人が進んでいくわけだから、結局みんな自分の耳障りのいい話だけえり好みして聞いてるからなあ。


どれだけ感動的なサッカーの試合やアニメの放送があったとて「アニメは興味がない」と決めてかかってる人に語りかけても届かないし、自分だって「このグループはK-POPのエポックメイキングだ」とか「どこそこのタピオカマジやばい」と言われても興味がないんだから「じゃあ取りあえず一回並んでみるか」とはならんよ。クラスタは絶望的に断絶してる。

原子力も外交も既得権益も子育ても税制も、そんなに簡単になんとかならないし、簡単になったらなったで困るわな。


ネットでの選挙活動が解禁されて以降、見たくもない罵詈雑言で対立する候補者の揚げ足をとる情報が流れてくる。同調圧力とか、一貫性のない政治態度とか、そういうのがとてもしんどい。見たくないものはさっさとブロックしたり整理したりするけれど、そういう努力は最低限必要だなあ。ウェブの仕事を15年もやってるけど、ウェブはどこまで行っても玉石混淆でクズみたいな情報の方が多くて、だからこそ面白くて楽しいんだけれど。


吉本芸人の会見も、ノーカットでやって全文書き起こしもあるのにテレビの恣意的な編集とかはもうネタみたいなもんで、それも結局全文読まない人はその情報だけ触れてるので「在阪5局は!」ってなるんだろうな。

慎重な議論が大切だとはいうけれど、結局は世代か世界線か何か大きなものが変わらないと、個人の意見なんてそんな簡単に変わらんよなあとはぼんやり思うのでした。