ヤジもブーイングもない大阪ダービー
11/3の文化の日。長居まで何度目かの大阪ダービーを見に行く。サッカー観戦結構久しぶりだったな。
結果は1-1で、内容は良かったもののダービーは内容じゃねえんだよという思いもあるけど、ラフプレーでガンバのカード多過ぎてうんざりだしセレッソはこれが決まればみたいなチャンスを何回か逃すし、まあ仕方ないなあという状況だった。
新しい日常のサッカー
それよりもやっぱり印象的だったのはコロナ禍でいろんな制限がかかるタイミングで、ブーイングとかヤジとかがほとんどなかったのが良かったなあと。
周りの人の会話は聞こえるしそれはそれでいいんだけど、いつものように相手の方が大きい声援とか、罵り合ったり判定に文句言うタイプのブーイングとか、そういうのが無くて「サッカーを見ること」に没入できるのは今年体験したポジティブなこと。
応援のチャントがスピーカーから流れるのに合わせて配られたハリセン叩いて拍子とって、それは楽しくもあるし「後押ししたい」という気持ちもあるのだけど、それよりちゃんと集中してサッカー見てられるのがとても良い。
なんならこれからもこれでいいけどな。いいプレーには拍手、ネガティブなプレーには少しため息。選手の声やボールを蹴る音が聞こえるスタジアム。桜スタジアムが出来たらさらに近くでそれが体感できる。最高やん。
見てて面白いサッカー
2,3年前から戦術解説のブログとか本とかを少しずつ読むようになって、今のセレッソのロジカルなサッカーがどんどん楽しくなってくる。こう守って、こう攻めて、こう崩して得点の機会を増やす。
そういう事を考えながら見るにはやっぱり音がない方が面白い。家でDAZNの音切ってみるより圧倒的に情報量が多いし、負けてもその辺の組み立てがよくわかって楽しめる(負けることは楽しくないけど)
今のままではさらに上に行けない、という声も当然ネットで見るけど、あとは成熟度合いの問題なんかなぁと思ったりもする。前線がちゃんと点決めろよというのも。
なんだかんだと6,7年くらい長居まで通うようになったけど、僕の成長と合わせてチームも成長してて面白くなってきたよ。新しいスタジアム出来たら見に行くのまた楽しみになるなー、いいなあ。
という事で気がつけば今年ももう終盤。来年につながる試合できたらいいねー。来年こそユニフォーム新調しようかな。